分化タイピング解析

新しい解析サービスとして、「分化タイピング解析」サービスの提供を開始しました。

マイクロアレイデータを用いて、iPS細胞や幹細胞の「どの機能が、どの組織と似ているか」をヒートマップ化します。結果は、26個の機能分類ごとのヒートマップの形式で示されます。なお、現在、対応している生物種はマウスのみとなります。

Publications の更新(2013年3月)

Publications の Supported Works に下記の論文を追加しました。セルイノベーターでは、マイクロアレイ解析およびデータ解析をサポートしました。

  • Tsuru, M., Soejima, T., Shiba, N., Kimura, K., Sato, K., Toyama, Y., Nagata, K. (2013). PRELP Converts Stem Cells to Ligament Tissue and Zn(II) Influences Its Nuclear Expression. Stem Cells Dev., 2013 Feb 26. [Epub ahead of print]

> http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23442027

先週、日経バイオテクONLINE で取り上げられている研究です。

https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130315/166865/?ST=academic

遺伝子ネットワークデータベース (GNDB) を公開

セルイノベーターで開発した遺伝子ネットワークデータベース (Gene Networks Database: GNDB) を公開中です。第35回日本分子生物学会年会において、ポスター発表を行ったものです。

Cancer Cell Line Encyclopedia (CCLE) で公開されているほぼ1000サンプルのマイクロアレイデータのうち、400サンプルのデータを用いて推定した遺伝子ネットワークをデータベース化しています。遺伝子ネットワークは、Angiogenesis などの各キーワードごとに分かれており、それぞれの遺伝子ネットワークの中で影響力の強いと思われる遺伝子(ツリーの上部に表示される)を見ることができます。

  • 本研究は、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターのスーパーコンピュータを利用しました (http://sc.hgc.jp/shirokane.html)。

パスウェイ解析および遺伝子ネットワーク解析の提供

昨年末より、有償オプションとして、パスウェイ解析および遺伝子ネットワーク解析の提供を開始しました。また、今月末まで、発現解析をご依頼いただいた場合、どちらかのオプション解析を無料で提供するキャンペーンを実施中です。ぜひ、この機会にお申し込みください。

解析説明資料

SurePrint G3 Human GE マイクロアレイ 8x60K v2

アジレント社の新製品である SurePrint G3 Human GE マイクロアレイ 8x60K v2 を用いた受託解析の提供を開始ししています。

従来品の 4x44K マイクロアレイと同様の高感度と正確性に加え、Broad Institute の Human lincRNA catalog(Nov 2011) に収載の lincRNA (large intergenic non coding RNA) に対応しています。

マウス用、ラット用もございます。